Nakaji Magazine

バイクと漫画が大好きなゆるゆる塾講師のブログ

意思決定には理論があるんだ。

こんにちは、テスト勉強ちゅうです。

 

自分は理系ですが、単位稼ぎのために文系科目も取っています。

 

その中の一つが

「意思決定論

 

自分のために、まとめさせていただきます。

 

いくつか理論をアップします。

 

大学の教授がまとめていることなので、

本で書いてあることより地に足がついています。

(わかる人にはわかるよね。)

 

行動意思決定論をはどのような学問か

人間の意思決定がどのように行われているか、何にどのように影響を受けているのかを、心理学や脳科学などへのアプローチで探求する学問。

人間が持って生まれた、あるいは経験で培った意思決定はどのようなものかを、心理実験などによって研究する意思決定論

 

社会科学における研究アプローチをいくつか取り上げて、それぞれが因果関係をどのように捉えようとしているのか説明せよ。

演繹・・・既知の法則から論理によって演繹的に導く方法。ビジネスの成功要因としてあげられるものの一部もまた、何らかの方法から論理的に導かれているように見える。例えば、新商品がヒットした時に語られる成功要因には「価格が安い」「品質が高い」などがある。これらはいわば絶対的な成功要因であるが、成功という事実の言い換えに過ぎない。

実験・・・実験から機能的に因果関係を推定する方法。人間の意思決定に関しても、実験は有効ではあるが、限界も存在する。

シュミレーション・・・シュミレーションは模擬実験とも訳されるように、元々は実験の代用として用いられた。

観察や観測・・・観察や観測したデータを定量的に分析して機能的に推定する方法である。ただし、実験と違って事前に条件が統制されていない。あくまで事後的なデータが利用される。ゆえにこの分析方導かれるのは基本的に相関関係出会って、そのまま因果関係として認めることはできない。

ケーススタディと参与観察・・・たった一つの、のしくはごく少数のサンプルから因果関係を推定する手法。だが、たった一つのサンプルから一般的な法則を引き出すのは無理がある。

 

模範的意思決定論について、行動的意思決定論と比較しながら説明せよ。

模範的意思決定は、期待効用を考えて合理的な意思決定をモデル化し、そのモデルの世界で議論する。行動的意思決定論は、どのように意思決定しているか実証的に調べる。

 

聖ペテルスブルグのパラドックスを説明せよ

恋んトスに夜ギャンブルかた与えられた条件から賞金の期待値を求めると、有限である限り参加料を支払ってかけをするのが合意的ということになる。しかしこれは直感に著しく反している。

 

アレのパラドックスを説明せよ。

期待効用説が人の選択行動を正確には記述しないことを示すものであり、選択肢の提示の仕方による選択逆転現象の一つ。

 

ラプラスの基準、マキシマックス基準、マキシミン基準、ミニマックスリグレット基準を説明せよ。

ラプラスの基準・・・結果の期待値が最大の選択肢を選ぶという意思決定基準

マキシマックス基準・・・結果の最大値が最大の選択肢を選ぶという意思決定基準

マキシミン基準・・・結果の最小値が最大の選択肢を選ぶという意思決定基準

ミニマックスリグレット基準・・・一番後悔した時の後悔の幅が少ない選択肢を選ぶという意思決定基準

 

満足化基準について説明せよ

満足化基準による意思決定とは、あらかじめ「この水準なら受け入れられる」という水準(満足化基準)を決めて起き、選択肢を一つずつ検討して満足か基準に到達したものが見つかったら、その時点でそれを選択肢て、それ以上の探索は打ち切るという手続きである。しかし、現実には、大抵の場合はざっと選択肢集合の全体を見渡してから、行きつ戻りつして絞っていくため、人間の一般的な意思決定プロセスをモデルとしては不十分である。

 

他属性効用理論の補償型ルールと非補償型ルールを説明せよ。

他属性効用理論は、選択肢を複数の属性を集合体とみなして、属性の評価をもとに選択肢の評価をするプロセスを記述するもの。

補償型ルール・・・選択肢を比較する際に、ある属性の低い評価と、別の属性の高い評価を相殺できるルール。補償型ルールでは全ての属性が相対化される。最大かルールと満足化ルールは補償型ルールに属する。

非補償型ルール・・・どんなに重み付けしても相殺できないルール。非補償型ルールには連言ルールと選言ルールがある。