最強の上司になるために必要な5つの考え方
From ナカジ
From 「SUPER BOSS」 著:シドニー・フィンケルシュタイン
スーパーボスとは
部下や弟子を次々と育てて、成功させる偉大なコーチ、才能の発掘者。部下や弟子のやる気を出させ、指導し、こき使って本人の限界を超えさせる。溢れる情熱を持ち、有能な人材を見出す目利きでもある。リスクを恐れず、経験が浅い部下にも大きな仕事を任せる。特に優秀な部下には、独立を勧めることもある。彼らが外部で活躍するとスーパーボスの評判はさらに上がり、有能な人がスーパーボスに惹きつけられて集まり、さらに成功を遂げる。
記憶に残るスーパーボス
- 恐れ知らずの自信
- 旺盛な競争心
- たくましい想像力
- 軸がぶれない
- 裏表のなさ
恐れ知らずの自信
「問題などありやしない。あるのは解決策だけだ」
といった格言をほとんどあらゆう状況に当てはめる。
この大胆さはプライベートにも現れる。
スーパーボスの体の中には
「恐れ知らずの自信」が
染み込んでいるということだろう。
旺盛な競争心
負けん気が強く、闘争本能がDNAに染み込んでいるかのようにスーパーボスは競争を生きがいとしている。
ロバート・ノイスは息子と公園で野球をするとき、初級で何としてもヒットを打とうとしたという。
たくましい想像力
スーパーボスは空想家であり、夢を実現するためにはどうすればいいかを真剣に考える。
「ローレンと夕食を食べるときは、仕事のことを忘れて夢について話をしました。例えば、アスペンにスキーをしに行くとしたら何を着るか、宿はどんな布団があるか、車は何に乗るかといったことです。サングラスはかけるか、レンズは偏光グラスか。そんな風に世界を作って、空白をどんどん埋めていくんです。」
軸がぶれない
スーパーボスは一部のリーダーがするよな誤魔化しはしない。自分のエゴを満たすことに気をとられることもない。いつでも自分自身や信条や価値観に対して誠実なのだ。
「客足のことは気にしない人です。興味があるのは、音楽をできるだけ最高のものにすることだけで、指揮者について回る雑事は見向きもしません。ただ芸術と作品のことのみを考えているんですよ。見ていて感心するほどです」
裏表のなさ
自分を全く偽らないので、刺激的で面白くて生き生きしている。近づいた人は、否応なくエネルギーを注入されるだろう。